胃カメラ・胃内視鏡

胃内視鏡検査(胃カメラ)~苦痛の無い胃の検査を~

胃は、食べ物を一時的に貯蔵しながら、消化という役割を果たしている袋状の臓器です。
がんの中でも発生頻度の高い胃がんは、胃内の粘膜にある細胞が、何らかの原因でがんになるもので、男性の9人に1人、女性の18人に1人が胃がんになるとされています。がんの種類別の死亡者数でみると、胃がんは男性で第2位、女性で第3位という報告があります。
しかし、胃がんは早期に発見して適切な治療を受ければ実にその95%以上が治癒する、治りやすいがんなのです。ただし、早期の段階では自覚症状がほとんどないため、早期発見・早期治療には、症状が全くなくても定期的な内視鏡検査が必須です。
内視鏡検査は、直接胃の粘膜を観察することができ、組織を採取して検査することも可能であり、早期発見・早期治療には欠かせない検査です。
ただし、ひと昔前の胃内視鏡検査(胃カメラ)は苦しいものだったため、そのイメージが一般的に浸透してしまっており、「できれば受けたくない」とお考えの方がかなり多くなってしまっています。
現在の胃内視鏡検査は、機器の進歩や検査手法の洗練、麻酔方法の工夫などにより、ほとんど苦痛のないものとなっています。こうした楽な胃の内視鏡検査を受けていただくことで、早期の胃がんを発見し、適切に治療を行うことは、その分だけ進行したがんのつらい治療で苦しむ患者さまを減らすことにもつながります。楽なことがわかってしまえば、定期的な検査も苦になりませんし、がんだけでなく、ほかのさまざまな胃疾病の診断や治療にももちろん役立ちます。そのため当クリニックでは、楽になった胃内視鏡検査を、よりストレスなく受けていただけるよう、さまざまな工夫をしてより快適な検査を行えるよう心がけています。

このような症状があったら、胃カメラ検査を受けましょう

  1. 胸やけ、胃痛、胃もたれ、食欲不振がある
  2. 貧血が進行している。または、黒色便を認めた
  3. 急激に体重が減少している
  4. ご両親がピロリ菌陽性である
  5. ピロリ菌検査や、ABC検診で異常を指摘された
  6. バリウム検査で異常を指摘された
  7. 喉の違和感や、飲み込みの際のつかえがある
  8. 40歳以上で胃カメラ検査を受けていない
  9. 飲酒、喫煙歴が長い

当クリニックが胃カメラ検査の苦痛を減らすためにしていること

当クリニックでは胃カメラが苦しい3つの原因を排除し、様々な方法を組み合わせて少しでも楽に検査を受けていただけるようにきめ細かく配慮しています。
手法や機器などだけでなく、患者さまがリラックスできるようにスタッフ一同が気を配り、胃カメラに対する不安感を緩和するようにしています。ご不安がありましたら、なんでも気兼ねなくお伝えください。

 

 

 

①のど麻酔(咽頭麻酔)のつらさをなくしました

胃カメラの前には、ドロリとしたキシロカインビスカスというゼリーを数分間、のどに溜めておく麻酔方法を行っております。また、必要に応じて麻酔スプレーも行います。

②胃カメラがのどを通る時のつらさをなくしました

以前の胃カメラで最もつらいと拒否反応が強かったのは、「オエッ」とする嘔吐反射です。これは舌根部を刺激されると必ず起こるものであり、異物が体内に侵入することを防ぐメカニズムです。
そこで、当クリニックでは舌根部がカメラで刺激されないように検査を行うことで、嘔吐反射のつらさをなくしています。これにはいくつかの方法があり、適したものをいくつか組み合わせて最適な検査を行っています。

  • 舌根部を刺激しないよう、熟練した検査医がカメラ操作を慎重かつ丁寧に行う。
  • 舌根部を刺激しない経鼻内視鏡で検査を行う。
  • 舌根部を避けられるよう、細い径のカメラを使用する。
  • 経口の場合、特殊なマウスピースを用いて舌根部にカメラが接触するのを避ける。
  • ウトウトする軽い鎮静剤を併用する。
  • 患者さまがリラックスし、のどの力を抜いて検査を受けられるように配慮する。

③胃カメラ検査の途中で、胃に膨満感や圧迫感が生じたり、ゲップしたくなる

胃の中を詳細に検査するためには、胃の粘膜にしわがあると見落としが出てしまいますので、ある程度、胃の中に空気を送気して膨らませる必要があります。
十二指腸まで胃カメラを挿入すると、胃が過度に伸ばされてしまい、それが痛みや圧迫感につながり、嗚咽を起こすケースもあります。
これを防ぐためには、胃内へ大量の空気を送り込んだり、無理な操作を行って奥まで急にカメラを挿入したりしないなどを心がけることが重要です。
何をされているのかさっぱりわからない状態で進めていくより、医師と一緒にモニターで観察しながら検査を受けていただくことも、不安や緊張を解消する助けになります。

当クリニックの胃内視鏡(胃カメラ)の特徴

苦しくない胃内視鏡(胃カメラ)検査

胃カメラ検査は、苦しい体験をしてしまうと定期的な検査を受けることが難しくなりますし、そうした経験がもとになって胃がんを早期発見できずに進行させてしまうことは、患者さまに申し訳なく、医師としてとても恥ずかしいことだと考えています。
当クリニックでは、精度が高く、しかも苦しくない検査重視し、最新の機器や手法を取り入れて楽に受けられる検査を実現しています。

最新の内視鏡システム導入

当クリニックでは業界トップシェアを誇るオリンパス社の内視鏡機器の中でも、大学病院や総合病院と同等、あるいは以上のシステムである最新の内視鏡システム本体(EVIS LUCERA )を導入しています。
見逃しやすい初期の病変を発見しやすくする特殊光観察機能(NBI)を備えた電子内視鏡を用いて、精度の高い検査が可能です。この特殊光観察機能(NBI)とは、スペクトル幅の狭い特殊な光を使うことにより、粘膜表層の血管の走行状態をわかりやすく強調表示させ、がん特有の血管走行や血管の増加が見つけやすくなっており、早期発見につながります。

経鼻内視鏡検査も受けられます

当クリニックでは、オリンパス社の最新モデルの経鼻内視鏡を導入しています。経鼻検査では
「オエッ」となる咽喉反射を起こす舌根部に触れずに検査することができます。また、このスコープ径は4.9mmと極細ですから、喉が敏感な方にも適しています。

鎮静剤(静脈麻酔)使用して検査します

鎮静剤(静脈麻酔)を使用することで、ウトウトしている間に検査を行い、苦痛のより少ない胃カメラ検査を行っています。精神的にも身体的にもリラックスして検査が受けられますし、呼びかけると少し意識が戻りますが、苦痛や痛みを感じることはない程度の麻酔です。
検査中は呼吸を含めた全身状態をモニターしており、安心して検査を受けていただけます。

安全な内視鏡消毒システム

近年、医療機器を介した感染例が問題となっていますが、当クリニックでは検査ごとに日本内視鏡学会が推奨している方法で、徹底的に洗浄・消毒を行っております。

安全面への配慮

クリニック内は内視鏡検査を受ける際に、患者さまが安心して快適に検査を受けていただけるよう、検査室、前処置室を含めて動線や落ち着ける雰囲気、スタッフの目が届きやすいことなどに配慮した設計に作られています。

下肢静脈瘤専用新規24時間WEB予約Tel.044-850-8080
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